Linuxでサーバ構築実習
2006年08月11日 Linuxでサーバ構築実習
ネットワーク専攻とセキュリティ専攻の授業では、Linuxを使った実習を用意しています。
実施例として、八王子校ITネットワーク科三年制が平成17年度2年次前学期におこなった、Linuxのサーバ構築の実習内容をご紹介します。
(1) DNSの構築 (セカンダリーサーバの設置、view項目の設定、acl項目の設定、ログの設定)
(2) qmailを使ったメールサーバの構築
(3) LANカードの増設とiptablesを使ったファイヤーウォールの設定
(4) Fedora Core 4 のインストール
(5) SELinuxの設定とポリシーの変更
(6) chrootを利用したDNSサーバの構築
(7) SELinuxを有効にしたWebサーバ(Apache)の設定 (CGIの実行)
(8) SELinuxを有効にしたDNSサーバの構築
(9) OpenSSLとApache2.0 のインストールと設定
(10) Postfixを使ったメールサーバのインストールと設定
(11) sambaのインストールと設定
(12) WebDAVの設定
この実習をする前の1年次後学期では、Webサーバ(Apache)やメールサーバ(qmail)、FTPサーバ(ProFTPD,wu-ftpd)の構築などを実施しています。
この授業では、rpmなどのパッケージは利用せず、ソースプログラムをコンパイルしてインストールをしています。ときどきソースプログラム自体を修正しないとうまく動かないときもありましたが、プログラムを読むという訓練にもなったと思います。
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