Linux コマンドでディレクトリの作成と変更
2008年10月06日 Linux コマンドでディレクトリの作成と変更
ITカレッジの坂部です。いよいよ今日から後期の授業が始まります。さて、今回はLinuxのコマンドを使ってディレクトリの作成と変更といった操作を紹介します。
ディレクトリとは
ディレクトリという言葉ですがWindowsやMacではフォルダと呼んでいるものと同じで情報を保存しているファイルやディレクトリ自身を保存する場所のことです。
ディレクトリの作成
ディレクトリを作るコマンドはmkdirといい、作成するディレクトリの名前をコマンドに続けて入力します。
たとえば、testという名前のディレクトリを作るときは次のように入力します。
mkdir test
もし、同時に複数のディレクトリを作りたいときは名前を列挙します。たとえば、doc src sampleというディレクトリを作るときは次のように入力します。
mkdir doc src sample
コマンドを実行しても何も表示されませんが、コマンドが正しく実行された場合、何も表示されません。これがLinuxの流儀です。
ディレクトリの中にディレクトリを作る
ディレクトリの中にディレクトリを作るときはディレクトリの名前を/で区切って入力します。たとえば、ディレクトリdocの中にディレクトリtextを作るときは次のように入力します。
mkdir doc/text
もし、最初のディレクトリがない場合はpオプションを指定するれば存在しないディレクトリも作ってくれます。
mkdir -p docs/text
ディレクトリの変更
ディレクトリの場所を変更するときはcdコマンドを使います。たとえば、現在のディレクトリにあるディレクトリdocに場所を変更するときは次のように入力します。
cd doc
ディレクトリが変更されると端末上の表示が変わるの確認できます。
ディレクトリの一覧はlsコマンドで確認できます。

ディレクトリの種類などはまた次回紹介します。
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