校外研修−Interop Tokyo 2011− part2
2011年06月15日 校外研修−Interop Tokyo 2011− part2
八王子キャンパス補助員の吉野です。
6月10日(金)に、ITスペシャリスト科のネットワーク専攻/セキュリティ専攻は校外研修として、Interop Tokyo 2011に見学に行ってきました。part2では、今年のInteropで気になったものを1つ簡単に紹介します。part1はコチラ。
私が気になったのは、情報通信研究機構のインシデント分析センター「nicter」というものです。
情報通信研究機構のブース↓
インシデント分析センター「nicter」は、ネットワーク上で発生するサイバー攻撃などの脅威を観測・解析し、それに対する有効な対策を導き出すためのシステムです。その攻撃がどこから送信されているかを細かく分析し、リアルタイムに表示することができます。
例えばこのような感じに↓
表示の形式は様々ですが、画像の形式では、会場内にあるShowNetと呼ばれるデモンストレーションネットワークに向けて送信されている攻撃を地球儀に表示した映像です。画像ではかなり見づらいですが、アメリカや中国など、様々な国から日本に向けての攻撃の様子を矢印によって表示されています。矢印をクリックすると、どこから、どんな攻撃をされているのかなど、さらに詳細な分析結果を表示することができます。攻撃はされていますが、セキュリティは万全なので被害は受けてませんよ。
常に沢山の攻撃を受けていることも少し意外でしたが、その内容を、リアルタイムに細かく見るのは初めてだったので、その見やすさと分かりやすさに驚きました。今後さらに精度を増し、実用化されてほしいと思いました。
参考:情報通信研究機構
y_yoshino27 at 19:23 | トラックバック(0) | この記事のURL | |