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たった一文字でうまく動かない!!

2011年06月17日 たった一文字でうまく動かない!!

こんにちは、八王子キャンパスの坂部です。

今日はネットワーク専攻とセキュリティ専攻の二年生のLinuxサーバ実習でDNSサーバの構築をやりました。 
グループに分かれ、個々のノートPCでDNSサーバを設定し、相互に名前からIPアドレスが検索できるかなどの検証をしました。すんなりと動作するグループより「動かない!??」と悪戦苦闘するグループの方が多かったです。

DNSの設定はサーバそのものとサーバの管理するデータ(コンピュータの名前とアドレスの対応表)をテキストファイルにしますがここに落とし穴が!コンピュータの名前の最後には必ずピリオド(.)を付けなけて入力しればならないのですが日常省略しているので慣れるまでは入力し忘れてしまいがちです。この一文字がないとDNSサーバは名前が終わっていないと判断し、足りない部分を自動的に補います。その結果、間違った名前になってしまって見つけたい情報にたどり着けなくなってしまうわけです。

分かってしまえば何のことはないことなんですがそれが分かるまではとても悩まされ、見つけた時は「たったこれだけで!?」と力が抜けそうになります。コンピュータは人間の指示通りにしか動作しないので間違った指示もそのまま実行してしまいます。まだまだコンピュータは世話の焼ける機械ですね。

今回のような失敗をすることにより、すんなり実習が終わるよりも深くコンピュータやネットワークのことを理解出来ることがあります。失敗を恐れずに挑戦し続けて欲しいですね。頑張れ!!

※DNSはインターネットの根幹をなすサービスといってよく、これが上手く動かないとメールやWebサイトなどほとんどのサービスが利用できなくなってしまいます。 


DNS

k_sakabe at 19:8 | コメント(0) | トラックバック(0) | この記事のURL | |

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